課題図書が決まっている読書会

課題図書が決まっている読書会について、私はビジネス書の読書会を主催していたこともあって、小説よりもビジネス書の読書会が個人的に好きです。
なぜ好きかというと、ビジネス書には仕事に役立つノウハウが書かれていることもありますし、読書会であれば、参加者がそれぞれ選んだビジネス書の感想を聞けるので、次に購入しようと思える本が見つかったり、新しいビジネスのネタが手に入ったりということが往々にしてあるからです。

■課題図書が決まっている読書会

特に、ビジネス書で、かつ課題図書が決まっている読書会は特にいいと感じます。
好きなビジネス書を持ち寄って行う読書会は、たとえて言うなら、アマゾンのレビュー記事みたいな感じで、一冊の本に一人の感想しか聞けない。
それはそれで、もちろん貴重な感想だし学びや気づきになるんですが、課題図書が決まったビジネス書の読書会だと、参加者全員が1冊の本で話し合う訳ですから、一人の感想ではないわけです。

複数の人の異なる意見が聞けるため、自分が1~2度読んで得られる感想よりも、もっと多く面白いものが聞けるわけです。
小説ではないですが、ジェイオースティンの読書会の映画のように、一冊のビジネス書を複数の人たちで語り合うって、思った以上に深い学びが得られると思います。

■ビジネス書の古典をシリーズ開催で読んだり

7つの習慣とか、コトラーとか、ドラッカーとか、そういった本を1回だけじゃなく、数回のシリーズにして事前に読み込んで参加して、「私はこう思う」「それは違うと思う」「こういう事を言っているのでは?」「おぉ!そうかも!」というようなディスカッションは、すごく白熱していきそうでワクワクします。

そういった読書会も探せは、たくさんありますし、社会で活躍していそうな人たちが集まりそうでいいですよね。
軽い気持ちでは参加できないというか、ちょっとだけ戦う気持ちで参加すると面白いかもしれません。もちろん、礼儀や相手への敬意も持ってですが。

そういった読書会に複数参加してみるのも、自分のビジネス力を短期間にアップさせる方法かもしれませんね。
異業種交流会で一生懸命名刺交換して、結局誰とも親しくなってないというようなことよりも、読書会で知り合う方のほうが自分の人生において貴重な人脈になるのではないでしょうか。

■まとめ

もし、希望の読書会が無かった時は、自分で主催するというのもひとつの方法です。主催するということは、自分がファシリテーター(進行役)になるわけですが、最初に、「はじめてです。」「まだ慣れていませんがよろしくお願いします。」と参加者さんに伝えておけば、みなさん協力してくれるはずですよ。

私も、初めて読書会をしたときは、わからないことも多かったですし、参加する人は当日まで会ったことが無い人ですし、緊張もしましたが基本的に、本が好きな方はやさしい方が多いので、本当に毎回助けられました。
なんとかなるものです。

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