ブクリ管理人です。
今日のコラムは、なんでもいいから読書をするべきなのか?
についてお話ししようかなと思います。
もしかしたら経験ある人もいるかもしれませんが、
読書を目標にする人がいます。
たとえば、
これから毎日5分は読書する。とか
1ヶ月に100冊読む。とか
これって、いっけん、良い目標のように見えるんですけど
手段が目的になっているので、読書習慣はつきません。
管理人も、過去に3ヶ月で300冊読む。
なんて目標をたてて読んだことはありますが、
(達成しましたよ。)
このときは、すでに読書習慣はついていて、
どこまでやれるか、鍛えるためにやっただけです。
なんでもいいから読書するという行動は、目的が無いから、
読んでいる間の時間が無駄に感じられて長続きしないでしょう。
やっぱり、目的をもって努力する方が、
同じ読書をするとしたら何倍も良いに決まっています。
目的を持って読むメリット
では、目的を持って読むメリットですが、
- 目的があるので、本の内容も記憶できる
- 目的があるから仕事にも役立てようとする
- 興味がある・好きという気持ちを持って読むから感性も豊かになる
と言えると思います。
なんでもいいから本を読んでいては、
いつまでたっても、読書の効果を実感することはできないでしょう。
私の考えでは、なんでもいいから本を読むのではなく
目的を持って本を読むことをおすすめします。
理由は先ほどお話しした通りです。
本を読むことが目的だと、本を読んでいる間は苦行です。
興味も湧きませんから、
睡魔とも戦わないといけません。
まったくおもしろくないから、続かない。
読書の習慣も身につかない。
取り組んだ時間が無駄になってしまいます。
読書の習慣をつける手順
読書の習慣が無い人ほど、
本は慎重に選んだ方がいいですね。
手順としては、
- 興味のある本を選んで読み、活字に慣れる。
- 読んだ本の感想を人に話したりSNSに投稿したり、仕事に役立てたりしてみる
- 難しい本ではなく、今の自分にピッタリのレベルの本を選んで読む
こんな手順だと、読書習慣もつきやすいと思いますよ。
このコラムの背景
私がこんな考えにいたった背景ですが、
小学校6年生の夏までさかのぼります。
その時の私の席は、廊下側の1番後ろ。
ちょうど、椅子が教室の出入口とかぶっていました。
なぜか、廊下に小さな本棚があり、だれも読まない本が何冊か置いてあり、
その本の中に、お釈迦様の本がありました。内容は偉人伝みたいな本です。
ふだんなら読まないんですが、
休み時間に読み始めるとおもしろくて、
先生に許可をもらって、自宅に持ち帰り1日で読み終わりました。
その本のおかげで、
多少難しい仏教の本を読んでも少しは分かるようになりました。
その時の経験から、自分のレベルにあったものを読むと、
最後まで読めるし、記憶にも残るものなんだなと経験しました。
活字に慣れるという経験もできたように思います。
まとめ
今回は、なんでもいいから本を読んでも、
読書習慣は身につかないよというお話しでした。
読書習慣がまだ無い人ほど、最初のうちは慎重に本を選んで
徐々に読書の習慣をつけていってください。
本を読むのがおもしろい。
本を読むと役に立つ。
といった経験ができるようになると、
本を読むのがおもしろくなり、
気がついたら読書の習慣がついていますよ。
まずは、Amazonで読めそうな本を選んでみたり、
書店のビジネス書コーナーに行ってみてください。