第3日曜は「本を読む日」 諏訪市教委

諏訪市教育委員会は、2019年度を初年度とする第3次子ども読書活動推進計画の案を作った。行動目標として毎月第3日曜日を「みんなで本を読む日」に初めて設定し、家庭で本を読んでもらう日として推奨する。第3土、日曜日は市図書館の本の貸出冊数上限を通常の10冊から20冊に増やす方針。市図書館は「子どもの時に本を読む習慣を身に付けると、大人になっても読む。本を身近に感じてほしい」とし、子どもの読書習慣の定着を図る。

2次計画が今年度末で終了するため、保育士や司書教諭らでつくる子ども読書活動推進委員会が立案した。計画の目指す姿は「いつも身近に本のある生活」「本を読み自ら考える子ども」の2点を新たに掲げた。対象年齢は18歳以下で、計画期間は23年度までの5年間。

市内では一斉読書の日を実施している小中学校が多いが、期日などはまちまち。日にちを統一することで読書の機運醸成を狙う。市図書館は「家庭で本と共に過ごす日にしてほしい」と望む。

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