「キングダム」がビジネス書風に 人気漫画の新展開に「控えめに言って最高かよ」

中国の春秋戦国時代を舞台に、中華統一を目指す武将たちのドラマを描いた人気漫画「キングダム」(原泰久)が、ビジネスパーソンに狙いを定めた異色のキャンペーンを始め、話題になっている。

キャンペーンはコミックス52巻の発売を記念したもの。既に発売されている1〜30巻に、「戦略2.0」(15巻)「仕事は『仲間』が9割」(22巻)など、各巻の内容に合わせたビジネス書風タイトルとデザインを新たに制作し、包装した。

Twitter上では、キャンペーンを見たキングダムファンから「企画した人に拍手を送りたい。」「控えめに言って最高かよ。」などの声があがっている。

■「キングダム」とは?

週刊ヤングジャンプ(集英社)で連載中の原泰久による漫画で、累計発行部数は3600万部を突破している。

作品は、中国の春秋戦国時代を舞台にし、下僕から兵士になり大将軍を夢見る「信(しん)」と後に始皇帝となる「政(せい)」が出会って、中華統一を目指す物語だ。

信が一兵卒から武功を挙げて大将軍へと成り上がる姿は非常に多くのビジネスパーソンに支持され、群雄割拠の乱世を生き抜く要素にはビジネスに通じるものも多い。

多様な登場人物が独自の個性を発揮する「リーダーシップ」や、中華統一や天下の大将軍という壮大な野望に向かう「ビジョン」、そして絶体絶命の戦場で知略を競い合う「戦略性」などがビジネスパーソンの心を掴んでいるようだ。

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