屋久島の翻訳家と読書会 たき火を囲み「1万年の旅路」に思いはせる

 屋久島町のリトリートセンター「本然庵」で3月13日~16日、書籍「1万年の旅路」の読書会が開かれた。

リラックスした様子でたき火を囲む参加者

屋久島在住の作家・翻訳家、星川淳さんが翻訳した同書は北米先住民の一部が、安住の地を求めてアジアからアメリカへと渡る旅について、子孫に口承した物語。舞台は1万年以上前で、日本でいうと縄文時代に当たる。1998年5月に発刊された全545ページの長編大作で、著者はポーラ・アンダーウッドさん。

主催者の鹿島さゆりさんは「この本がとても気になっていたが、一人で読むのは大変。読書会を企画したところ『先人たちの知恵に触れたい』という人が集まった」と開催のきっかけを話す。2010年に大阪で初めて開き、今回で80回目。屋久島では初開催となる。..>> 続きを読む..

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です