お気に入りの本の魅力を発表し合う書評合戦「ビブリオバトル」が京都大大学院の研究室内で生まれて、今年で10周年になる。全国各地で盛んに実施されるようになり、九州・山口の公立図書館などでの開催も目立ってきた。各地の事情を紹介する。
8月13日のお盆のさなか、山口県山陽小野田市の市立中央図書館の会議室では、第10回となるビブリオバトルが開かれた。集まったのは高校生から70歳代までの本好きの男女16人。
主催は図書館だが実質的な運営は、NPO法人読書普及協会チーム山口として活動している設計会社社長の倉迫一男さん(54)が行った。倉迫さんは..>> 続きを読む..