県内282団体、過去最多 若い世代の参加が課題 読み聞かせや紙芝居 /岡山

 絵本の読み聞かせや書籍研究といったボランティア活動に取り組む「読書グループ」が増えている。県立図書館の調査によると、昨年7月時点で県内に282団体あり、2015年の前回調査から9団体増えて過去最多になった。ただ、メンバーの高齢化のため解散するグループもあり、若い世代をどう参加させていくかが課題となりそうだ。【竹田迅岐】

 調査は2年に一度、子どもたちの読書環境を充実させようと同図書館が実施。グループの活動内容や会員の募集状況、出張講座の有無などを確認している。調査結果は、同図書館のホームページ(http://www.libnet.pref.okayama.jp/)で公開している。

 同図書館によると、市町村別の団体数は多い順に岡山市67▽倉敷市31▽総社市30▽備前市18--などとなっている。増加理由について、担当者は「読み聞かせ会が浸透し、伝える側に興味を持つ人が増えてきたのでは」と分析している。

 中には大学生らのグループも8団体あり、..>> 続きを読む..

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