中年の居場所はブルース・リーの哲学に通ず

読書会に参加していますか?

こんにちは、ブクリ管理人です。

 

40代、50代の中年男性の居場所が無いらしいですね。

どういうことかと言うと、役職がついていない平社員の40代、50代が現在60%くらいいるそうです。万年平社員というものでしょうか。

 

まぁ、役職は限られた人にしか付きませんから、当然役職が無い人の方が多くなるのは考えなくてもわかりますよね。

私、管理人も40代後半の中年男性ですが、会社員時代は一応役職はいただきましたけど、数年前に会社組織から離脱しました。

 

普通の社員と役職のついた社員とでは、待遇も違います。

同窓会とか、この年代が一番つまんないわけで、同級生と大きな差をまざまざと見せつけられるわけです。

 

だから、同級生とは疎遠になりがちです。

幸い管理人は同級生に恵まれていて、よくFacebookを通して飲み会には誘われるのですが、会社員ではないので、何やってるの? いくら稼いでるの? 通勤しなくていいなぁなどと面倒くさいことをいろいろ質問されるので、正直めんどくさくて、断っています。

 

家庭でも、収入が満足ではないので、奥さんに対しても申し訳ないという気持ちもあり、家庭内でも肩身の狭い想いをしている同士たちが多いと思うのです。

実際、収入を充分に家に入れられない分、家事を積極的にやっている人も多いそうです。

(それはいいですよね。管理人もそうしよう。)

 

だから、中年の男性の居場所って、少ないなと思うのです。

管理人はね、原稿書くのにパソコン持ってカフェとか行くけど、若い人しか居ない。

やっぱり、管理人のような仕事の人は少ないよね。。

 

で、ここでブクリ管理人として、中年男性たちに居場所の一つとして提案したいのが……

 

 

読書会なのです。

そう! 読書会です!

 

 

読書会が何かは、もうあえてここでは言いませんが、何が中年男性にとっていいのか?

それは、ブルース・リーの哲学『友よ水になれ』だからです。

 

 

 

心を空にするんだ。

形を捨てて

水のように

水をカップに注げは、水はカップとなり

水をビンに注げば、水はビンとなる

そして急須に入れれば急須になる・

水は流れる事も砕く事もできる

友よ 水になるんだ

(ブルース・リーの哲学『友よ水になれ』より)

 

 

 

読書会は、『本が好き』という以外は、年代も性別も社会的地位もまったく意味を持ちません。

たしかにね、なぜこの人はこんな本を読むのか? こんな感想を述べるのか? という背景に興味を持ったときは役に立つことがありますが、それ以外はさして意味を持ちません。

 

ですからね、読書会は、社会に認知された活動の中でも参加者みんな平等の数少ないイベントなのですよ、管理人が思うに。

 

『本が好き』という以外は意味を持たないなんて、すばらしくないですか?

これこそ、中年男性たちの居場所のひとつとしてふさわしいのではないかと思いますよ。

 

すべてのこだわりなく、読書会に参加なんて、ほんとブルース・リーの『友よ水になれ』ですよ。と管理人は思います。

それに、定年退職してただの人になったら、ほんと素の自分で勝負しないといけませんからね。定年退職後の勝負ってなんなのかわかりませんが。

 

働いていて、休日に家にいるお父さんよりも、読書会に参加してくる~って楽しそうに出ていくお父さんもかわいいじゃないですか。

そして、息子や娘と同じくらいの年齢の仲間や、親ほどの年代の人と本を通して『友だち』になれるんですから、これもすばらしいじゃないですか。

 

管理人は本当にそう思います。

なかなか、40代とかになってしまうと、一生懸命に動かないと、そんな幅広い年代と友だちには慣れませんよ。そんな機会も無いしね。

 

そう考えると、読書会は唯一のもののような気がしてきました。

 

最初は参加者として毎回参加して、そのあと、読書会の主催者さんのお手伝いを買って出て、運営方法を覚えたら、今度は自分も読書会を主催してみるなんてのもいいと思うんですよ。

そして、同じ年代の人が気軽に参加できる読書会なんて作って、毎月定期開催してみるのもいいと思うんですよね。

 

管理人がやれって?

やりますよ、もちろん。

 

で、年末年始は忘年会と新年会、読書会からの飲み会でもいいですよね。

読書会参加はルールさえ守れば気軽に参加できますし、小説、自己啓発、ビジネス書、自分が興味のあるジャンルの読書会もたくさんありますからね。

 

とは言いながら、

読書会が盛んなのは、関東、愛知県、大阪、福岡あたり……

 

管理人の偏見かもしれませんが、今あげた地域以外、読書会が盛んじゃないんですよ。

だから、もしこのコラムを読んでいて、かつ今あげた地域以外に住んでいる中年男性で読書会に参加したいと思っている方は、いきなり自分で読書会を主催してみるのもおすすめします。

 

読書会の運営方法がわからなかったら、管理人の過去の記事を読んでもらうのもよし、直接管理人に質問してもよしです。

 

ぜひ、読書会をステキな居場所にしていただけると、管理人もうれしいです。

なんなら、管理人が持っている本の読み方のスキルも伝授しちゃいましょうかね。

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