読書会主催者に求められるファシリテーションという能力

今回は、読書会主催者に備えて欲しい
ファシリテーション力についてお話ししていこうかなと思います。
読書会に参加している人は多いと思いますが、自分で読書会を主催する人は少ないのではないでしょうか?

主催するとなると、日程決めたり、会場を押さえたり、集客したりと大変なことが多いです。本をゆっくり読む余裕なんて慣れないうちは無くなるかもしれないですね。

読書会に参加すると、おもしろい読書会だったり、いまいちな読書会だったり、参加する読書会によって、参加後の感想が様々だと思います。

できればおもしろいと思った読書会に参加していきたいですよね。

この「おもしろい」と思う読書会は、主催者の力量で決まってきたりします。
細かく言うと、ファシリテーションの能力で大きく変わってきます。

ファシリテーションとは?

ファシリテーションって聞いたことはないですか?
会議やミーティングで司会進行をする人をファシリテーターって呼んだりするのをご存じないですか?

ファシリテーターとは、わかりやすく言うと、場の進行の役目を担う人のことを言います。
参加者の意見を否定しないし、自分の意見も言うけれど、主張はしない。
参加者の意見を尊重して、場の目的に導く存在です。

最近では、読書会の進行役をファシリテーターと呼んだりもしますね。

ファシリテーションの技術を持った人が、読書会の主催をやると、読書会がさらに楽しい会になります。

ファシリテーションの技術については、アマゾンで「ファシリテーション」と検索すれば読み切れないくらいヒットしますので、3~4冊、著者を変えて読んでみてください。
ファシリテーションのやり方のイメージがつかめると思います。

そして、つかんだ後は、実際に読書会を主催してファシリテーションを使ってみると、それがアウトプットになって、1回目より2回目、2回目より3回目と開催回数を重ねるごとに上手になっていきますよ。

読書会でのファシリテーションのポイント

ちょっとここで、読書会の時のファシリテーションのポイントを3つご紹介してみたいと思います。

1.1人の人にしゃべらせない
2.意見を否定しない
3.目を見てうなづいたり、あいづちを打って、聞いてあげる

読書会は、自分の感想だけではなく、参加した全員の感想も大いに学びになるので、全員に話す機会を持つようにしてみてください。
そして発表している人は、ドキドキしながら発表しています。また自分の感想を聞いて欲しいので発表しています。

もし、発表中に主催者が、「それは違いますよぉ」「もっとこう読んだ方がいいですよぉ」など、否定する、アドバイスする、といったようなことを言うと、もうその人は二度とあなたの主催する読書会には来ないでしょう。

人の感想は様々。興味深く聞きましょう。
発表している人の感想は、あなたにとってどうでもいい内容かもしれません。(汗)
でも、相手が発表しているときは、目を見てうなづいたり、あいづちを打って、聞いてあげる。たったこれだけでも、発表している人はうれしいものです。^^

たのしいなと感じる読書会を思い出してみて下さい。
主催者や参加者の人がこんな対応をしていなかったですか?

まとめ

今回は、読書会におけるファシリテーションについてカンタンですがお話ししました。
主催者によって、読書会の目的は様々だと思いますが、まずなによりも「楽しい」と思えることが大切ではないでしょうか?

読書会で、ファシリテーションの技術を取り入ることはもちろんですが、場の空気を楽しくするアイスブレイクという技術を取り入れることもポイントだったりします。
よかったら、読書会進行の参考にしてみて下さい。

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