読書感想文コンクール 本が引き出す「考える力」

 「私が今、幸せに生きていることが、私とつながる人の喜びになり、支えになっていることにも気付いた」

 秋田県の横手北中3年、伊藤紬(つむぎ)さんは「ホイッパーウィル川の伝説」(あすなろ書房)を読んで、家族や友人との絆の意味を改めて考えた。

 物語は、姉を亡くした妹の視点を中心に、家族の絆や愛情を描いた米国のファンタジーだ。

 登場人物と対話し、自らの心情を素直につづった「つながりの中で今を生きる」は、第63回青少年読書感想文全国コンクール(公益社団法人全国学校図書館協議会、毎日新聞社主催)の中学校の部で、内閣総理大臣賞に選ばれた。..>> 続きを読む..

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です