民主主義だから読書が真価を発揮する

「正しい本の読み方」橋爪大三郎著/講談社現代新書2017年9月

 読書の必要性について、理論と実践の両面から考察した良書だ。橋爪大三郎氏は、教養を付けるためには読書が効果的と考えている。
<教養こそは、組織のトップのような、意思決定をする立場になるとよくわかりますが、前例のない出来事が起こったときに、ものごとを決めるのに唯一、参考になるものです。なぜか。前例がないようにみえても、多少似たようなことなら、外国にあったり、過去にあったり、フィクションの中にあったりするからです。>..>> 続きを読む..

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