飯田下伊那地域で個別に活動している「読書会」の交流会(吉田五十鈴実行委員長)が2日、飯田市追手町の市立中央図書館で開かれた。40団体にも及ぶ各地の読書会の会員や関係者ら、約70人が参加。活動発表やテキストの群読、意見交換などを通して読書会の意義を再認識した。官民共働での交流会開催は初。
同地域では大正時代に青年団が始めた読書運動が広がり、地下水脈のように続いてきた。戦後の一時期、官民あげた読書会が隆盛を極めるが衰退。その後は公民館や飯伊婦人文庫の活動を中心に今日まで継続された。
今回は会のこれまでの経緯をつづった朗読劇と宮澤賢治作「星めぐりの歌」の群読からスタート。続けて8団体の代表者が各読書会の活動を紹介し、参加者全員でテキストの群読を行った。
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